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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。
著者:吉田 真理子(よしだ まりこ) ➡詳細はこちら
膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com
シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家
吉田真理子です。
シニア世代の転倒は、骨折や寝たきりにつながるので
転倒を未然に防ぐことが重要です。
若い人が転んだ場合、ストッキングが破ける、膝や手をすりむく
手首を骨折する…程度で済むことがほとんどです・
しかし、シニアの転倒は骨折率が高くなり
特に太ももの付け根(大たい骨頸部)の骨折が生じると
13.5%が寝たきりになるという報告もあります( ゚Д゚)!!
平成22年の厚労省の調査によると、
要介護状態になった原因の10.2%が転倒・骨折でした。
年令が上がってくると、どうしても
視力や脚筋力の低下から転倒が増えてきます。
閉経後の女性は、骨形成に必要なエストロゲンの減少による
骨量の急な現象が起こるため、転倒すれば腕や脊椎、
太ももの付け根を骨折する頻度が高くなります。
たとえ骨折しなくても、1度転倒したことで体への自信を失い
転ぶことが怖くて外出を控えるようになり、
運動不足から筋力低下が加速されるケースもあります。
ちなみに、「転倒」とは、どういうことを言うのでしょうか?
一般的な定義は「自分の意志でなく、膝、手、腕、あるいは尻や腰などの
身体部分が床や地面に接触すること」とされています。
「つまづいて手がついtだけ」でも、カラダの一部が地面についているので
転倒したことになるのです。
転がったり、這いつくばったりしなくても「転倒」ということですね。
怪我をしなったとしても、過去1年間に転倒した人は
その後の1年で転倒する確率が、しなかった人の2倍近くになります
( ゚Д゚)!!!
最初に転んだ時は運よく怪我しなかったとしても、
次に転ぶと大怪我となることもありますので
再発予防を心がける必要があります。