膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com
シニアフィットネス・
長生きストレッチの専門家
吉田真理子です。
いよいよ東京マラソンですね。
出場される方は、狭き門をくぐって手に入れたハッピーチケット。
楽しんで来てくださいね。
年齢問わず、多くの方が走ること。
すごくいいことだと思います。
仲間が何人も参加するので、結果報告が楽しみです。
さて。
走るのはちょっと辛いんだけど…という方でも、
体を動かしている、いないではずいぶんと見た目が変わります。
街を歩いてる人を眺めても
背筋をピンとン伸ばし、颯爽と歩いている60代(と思われる)もいる一方で
足を引きずり背中を丸めてトボトボ歩く残念な20代もいます。
世の中が便利になって、体を動かす機会が減って
老化が加速しやすい環境なのですね。
誰でも年に1歳ずつ年をとります。
ですから、体力の衰えをトシのせいにしたら、
それは仕方ない。
そこで話はおしまいです。
しかし、前述のように
颯爽と歩く60代。トボトボ歩く20代。
これ、年齢のせいではないですよね?(T_T)
「年のせいで体が硬くなった」という
セリフも良く聞きます。
しかし実際にお体を触らせていただき
チェックしてみると、
かたい部分もあれば柔らかい部分もある。
普段からう動かしている部分は
比較的柔らかく、動かさない部分は固まってる。
これが現状です。
筋肉は、動かさないとどんどん動きが悪くなり
固くなり委縮してしまいます。
筋肉は自力では縮むことしかできません。
それを外から引き延ばしてやることで、
柔軟性を回復するのがストレッチです。
ちなみに固くなりやすいベスト3が
腿の裏、ふくらはぎ、そして胸です。
この3つは『体位性活動筋』と言って
重力に対して体の位置や姿勢を保つ働きをする筋肉です。
つまり、一定の姿勢をキープする役割なので
筋肉の長さを変えたり、関節を動かしたしすることなしに
じーっと力を発揮している時間が長い。
伸び縮みせず、収縮力だけ発揮し続けているので
固くなりやすいのです。
胸の場合、
大胸筋という筋肉が硬くなると
肩が内側に入って胸が閉じ、バストダウンします。
背中は丸まって、肩甲骨は外側に引っ張られ
肩が凝ってきます。
肩が凝った時、コリコリしている部分を
もんだり押したりすると気持ちはいいのですが
そもそもの問題は胸側にありますので
根本的な解決にはなりません。
固くなった大胸筋をストレッチで
柔らかくすることが先決なのです。
今回は壁を使ったストレッチをご紹介します。
ストレッチし終わると
胸が開いて呼吸がしやすく
姿勢が若々しく保たれていることでしょう。
ぜひ、日ごろからの習慣にしてくださいね。
それではまた(^^)/~~~