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シニアフィットネス

2014-11-03

薬に頼らず風邪を治したい

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シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家・吉田真理子です。
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『薬に頼らず風邪を治す方法』

 

朝晩は冷え込み、体調を崩しやすい時期になりました。

のどが痛い、鼻水が出る……といった風邪の症状に悩まされている人も少なくないでしょう。

仕事に家事に趣味……忙しい!あるいは、お薬はすきじゃない。

症状を抑えるために、たくさん薬を飲むのは避けたい。

 

今回は、風邪の辛い症状を、薬を飲まずに乗りきる方法をご紹介します。

 

■アメリカ、イギリスでは当たり前の植物療法

 

風邪の症状を抑えるテクとして、ご紹介したいのは植物療法。

ハーブやアロマなどに代表されるものです。

植物療法と聞くと、「怪しいもの」「気休めのもの」といったイメージがあるかもしれません。

 

しかし、林真一郎著『からだの自然治癒力を引き出す「緑の医学」植物のもつ癒しの力で、
ほんとうの健康を手に入れる』によると、

アメリカのある調査では、アメリカ人の約40%、イギリスでは約4人に1人が、

西洋医療だけでなく植物療法を含む代替医療を取り入れていることがわかっています。

 

*フランスでは、アロマテラピーは医療保険がきく、れっきとした治療法の1つです。

多くの病院で治療の選択肢の1つとして、取り入れられています。

 

”植物療法なんて、効くわけがない”というのは、もはや古い考えだといえるでしょう。

 

 

■薬に頼らず風邪を乗りこえるテク

 

では、自然治癒力を高める植物療法の考えをもとに、

風邪の症状別の対策法をご紹介しましょう。

 

 

(1)のどの痛み

ウスベニアオイのティー、エキナセアのティーを飲みましょう。

ユーカリの精油を水に一滴垂らして、うがいをするのもよいです。

 

(2)鼻水

エルダーフラワーのティー、エキナセアのティーを飲みましょう。

鼻が詰まったら、カップに熱いお湯を入れてユーカリの精油を数滴たらし、

香りを吸いこんで。

 

(3)せき

マスクにペパーミントの精油を垂らして、香りを嗅ぎましょう。

呼吸が苦しいときは、

キャリアオイル(ホホバオイルなど香りが強くないもの)10mlに

サンダルウッドの精油を2滴たらし、胸元になじませると落ち着きますよ。

(*ヴェポラップを塗ったみたいな感じですね)

 

薬ではなくハーブやアロマで対処すると、気持ちも上がり回復が早くなります。

「本当に効果があるの?」と思った方も、一度試してみて!

(美レンジャー)

 

症状を軽減できる薬はあっても、風邪を治せる薬はないのが現状と
言われています。

 

いくら薬を飲んでも最後は自然治癒力で体が自分自身を治すものだということを
もっと知っておく必要があるでしょう。

(橋詰 建 さま https://www.facebook.com/ken.hashizume.10)

 


2014-10-30

シニアと転倒の話3


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吉田真理子です。

 

転倒予防の話の続きです。

 

転倒予防リスクのチェックはやっていただけましたか?

その中に、4種類以上のお薬を飲んでいるか?

という項目がありましたね。

 

お薬は、疾患の治療のために処方されているので、

医師の指示に従って飲むことが必要です。

しかし、4-5種類以上の薬を重複して服用しているシニアは

転倒リスクが高いと国内外で報告されています。

 

欧米では、薬を徐々に減らす薬剤調整をすることによって、

転倒を減少させた例が報告されています。

(Zermanskyら、2006)

 

 

鎮静剤・抗不安薬・睡眠薬・抗精神疾患薬・降圧剤などは

副作用として、めまい・ふらつきや脱力、注意力低下、失神、低血圧を生じさせることがあります。

これらの薬の副作用が転倒を誘発することは、多くの研究で明らかにされています。

 

 

多くの薬を飲んでいる方は、医師や薬剤師に相談してみるといいでしょう。

(くれぐれも勝手に自己判断で減らさないでくださいね)

睡眠薬は、就寝準備を全て整えてから飲むといった心がけが必要です。

 

 

 

参考文献:田中喜代次・大久保善郎(2011)転ばない歩き方。マガジンハウス:東京

武藤芳照(2008)転倒予防医学百科、日本医事新報謝、東京

 

 

 


2014-10-30

シニアと転倒の話2


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吉田真理子です。

 

 

★転倒リスクチェック★

大久保ら、体力科学、日本体力医学会、2011を1部改変して作成

 

あなたの転倒リスクはどれくらいでしょうか?
1.片足で10秒以上立てますか?。
2.手するを使わずに階段を上るのは難しいですか?
3.膝が痛いですか?。
4.歩行時に杖やシルバーカーを使いますか?
5.何もする気にならないことがありますか?。
6.4種類以上の薬を飲んでしますか?

 

該当した数が多いほど、
転倒リスクは高くなります。

3つ以上該当すると、
該当なしの人と比べて
3倍以上危険性が高まります!
( ゚Д゚)!!!

 

アメリカ老年医学会の転倒予防ガイドライン(2001)によると

低筋力・歩行能力不良・バランス不良が転倒の主な原因として

上位にあげられています。

 

したがって、転倒予防運動では

主要なリスク因子である脚力とバランス能力を強化することが有効です。

 

バランス能力のトレーニングには、

・立位で目を閉じる(視覚の制限)

・体を傾斜させたり(内耳の前庭系の刺激)

・片足立ちになったり(支持基底面を狭くする)することが有効です。

 

バランスの訓練法として、

1日1分の片足立ちがかなり効果的です。

毎日の歯磨きをする時に片足立ちを行うのも習慣化にはお勧めです。

 

ただし、このことで転倒しないよう、十分にご注意くださいね。

 

 

 

 


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