膝痛、腰痛、肩こりを長生きストレッチで改善|膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com

トレーニングです

2014-11-20

箱根で見た光景とシニア世代

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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。

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シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家・吉田真理子です。

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再び修理に出したPCが無料で直してもらえることになり、
喜んだのもつかの間、
同じ金額分だけのパーティや
セミナーの断れないお誘いを
いただきました。
泣笑
さて、今回はなぜ、元気な足腰を手放してはいけないか

というお話の続きです。

 

今回も、私が実際に見聞きしたことをお話しますね。
日曜日に、研修合宿で箱根へ行きました。
ちょうど紅葉の季節だったので
ものすごい混雑(+o+)

 

箱根湯本の駅は、朝のラッシュ時よりも混んでいて、

何かトラブルで電車が動かなくなった時のように

ホーム上に人があふれ、整列乗車が行われていました。

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箱根湯本から強羅までは
乗車時間が約40分。
ずっと立っているには
ちょっとつらいなという長さですが、
満員電車で、身動きもとれません。

 

周りを見渡すと若者がパラパラいて、、
あとはほとんどシニア世代。

 

混雑による整列乗車で詰め込まれ、いったん座ったら、

密集がすごくて立つこともできません。

 

しかも、乗車客のほとんどがシニア世代。

 

譲るにしても、『目の前の全員がお年寄り』
誰に譲っても角が立ちそうです。

 

座ってる若者たちは『寝たふり』をするしかなかったようです。
苦笑。
私の隣のご婦人は杖をお持ちでやや辛そうでしたが
座席までは遠く、とにかく40分我慢して

立ち続けるしかなかったのです。
この状態はこれからの日本そのものです。
シニアの人数はどんどん増え、
車両1両全部高齢者ということも起こってきます。

 

そうなると、席を譲ってもらえる
チャンスはどんどん減っていきますね。
みな状況は同じようなものですから。
やはり元気で丈夫な足腰は手放してはいけません。

 

動けなくなったら、誰かが面倒みてくれる?
そうとも限らないかもしれないのです。

 

面倒を見てもらうことも順番待ち。
それまではつらくても
自力で頑張らざる得ないかもしれません。
できるだけずっと自力で動ける状態でいられるよう
エクササイズしましょうね。

 

★けつまづかない足をつくるエクササイズ★

1.背筋を伸ばして足を肩幅にして立つ。

 

2.かかとに重心をかけてつま先を持ち上げる。
すねの前と足の甲を使っています。

 

3.へっぴり腰にならないように気をつけましょう。10回

 

4.次につま先に重心を乗せてかかと上げを行う。10回

 

5.もう一度2のエクササイズを行う。

 

6.ふくらはぎのストレッチをする。

 

実際のやり方は動画をご覧くださいね。

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ということで、
次回もお楽しみに(^O^)/

シニアフィットネス専門家、
吉田真理子でした。

 

★今日の一言★
さいごまで
立ってた者の勝ち!

 

編集後記:

箱根の紅葉は本当に見事でした。
混み具合の少なめな
平日にお出かけになることを
お勧めいたします。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
元気な1週間をお過ごしください(@^^)/~~~

 


2014-11-06

シニアと転倒予防の話 5


kega_il006 膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家 吉田真理子です。   今回は、骨折についてのお話です。 文字通り、骨折り損にならないように 知っておいていただきたいことになります。     厚生労働省:国民生活基礎調査,2010 によると 「要介護」と認定される原因のなかで、「骨折・転倒」は全体の約10%を占め、 ワースト5に入っています。 kega_il001   けがの中で骨折の占める割合は、上半身と下半身を合わせると8.7%、 大腿骨など下半身の骨折のほうが、立ち歩くことができず、 寝たきりの原因となることも多いのです。   特に大腿骨頚部骨折では 歩く能力を回復するのに時間がかかり、 1年後になっても2割が 寝たきりになることがあります。     また歩けたとしても、 転倒の恐怖感から外出しなくなり、 急速に心身の健康状態が 悪化することも多いのです。     大腿骨頚部骨折は、 高いところから落ちたりしなくても起こります。 その原因を調査すると、 立った位置からの転倒が7割を占め、 階段や段差の踏み外しを含めれば 8割に上ります。 kega_il007     先にも述べたように 筋力低下などで転倒しやすくなるだけでなく、 骨粗しょう症で骨がもろくなっていることも 背景にあるのです。 cb07_06_daitaikotsu1687f2e1   ★今日の1分フィットネス★ 転倒原因であるつまづきを予防する エクササイズ つまづく要因の1つに、すり足で歩く、つま先が上がらない 脚を持ち上げる力が不足してくる、などがあげられます。   これらを防ぐために 脚の付け根の筋肉の強化が大事になります。 エクササイズ   1.背筋を伸ばして椅子に座る 2.足の付け根の力を入れて、  足踏みするように膝を持ちあげる。 3.背中、腰が丸くならないように気をつけましょう 4.同じ運動を、上から手で押さえて抵抗をかけて行う。 10回ずつ。 5.足の付け根のストレッチをする。   実際のやり方は動画をご覧ください・


2014-10-23

シニアと手と脳の話3


膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com

シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家

吉田真理子です。

 

本日も手、そして脳を活性化させるお話です。

 

脳における手の支配領域は大変広く

手を動かすと、脳は強い刺激を受け、

その刺激は脳のきわめて広い範囲に伝わります。
というのも、

脳の感覚中枢や運動中枢で最も広い部分を占めているのが、

手や指を支配する領域だからです。

手や指にかかわる領域は、足の4倍も広いといわれています。

 

そして、手の指を積極的に動かせば、それだけ広い範囲の脳の領域を刺激することになり、

脳の血流量が大幅に増加することにが分っています。

脳の血流がアップすれば、より多くの酸素や栄養が脳に送られることになります。

その結果、脳は活発に働くようになるわけです。

 

手は「第二の脳」と呼ばれ、

身体の中でも脳との結びつきが最も密接だと考えられています。

たとえば、ペンで字を書く、針に糸を通す、といったきわめて繊細な動きができるのも、

手と脳の結びつきがとても強いからなのです。

 

脳の一番外側を覆う部分を、大脳皮質といいます。

大脳皮質は、いくつかの領域に分かれ、

動作にかかわる領域として特に重要なのは、

知覚を担う領域(感覚中枢)と、運動を担う領域(運動中枢)です。

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手を動かすと、

感覚中枢と運動中枢の神経細胞が活発に働いて情報をやりとりし、

一つの複雑な神経回路を作ります。

この回路で、神経細胞同士の情報伝達を担うのがシナプスと呼ばれるものです。

 

脳に刺激を与えれば与えるほど、

情報の伝達量が増え、

シナプスは大きく発達することが分っています。

つまり、手を積極的に動かすと、

脳の血流量が増えるとともにシナプスが発達し、脳の働きがよくなるわけです。

 

では、手や指をあまり使わないでいるとどうなるのでしょうか?

脳をボーっとさせる。考えることをやめちゃうとどうなるでしょうか?

 

なんと、なんと。(;^ω^)

大脳の感覚中枢や運動中枢にある神経細胞野の活動が低下し、

刺激も少ないため血流量が減り、神経細胞は死滅してしまうのです。

一度死んだ神経細胞は、二度と生き返りません。

 

こうした状態が続くと、脳は次第に萎縮し、

物忘れがひどくなったり、ボケを招いたりします。

広い範囲で死滅が起こった場合、脳梗塞や重い脳血管性の認知症を引き起こすこともあるのです。

 

逆に言うと、ボケや脳梗塞は、脳の血流を増やせば防ぐことができます。

脳の血流がよくなれば、死滅した神経細胞があっても、

ほかの神経細胞が活発に働いて、

死滅した細胞の働きをある程度補ってくれることが分っています。

 

ところで、脳内におけるシナプス密度(シナプスの発達度合いを示す指標)は、

一般に15歳を超えると急に下がってきます。

これは誰にでも起こる、一種の老化です。

15歳から老化…かなり衝撃的ですね(*_*;

 

しかし、脳に刺激を与え続けれていれば、

一つ一つのシナプスが複雑になり、

脳の老化を食い止めることもできるのです。

 

実際、15歳以上の人に手を動かすといった訓練をしてもらったところ、

シナプス密度の下がり幅が緩やかになり、

複雑なシナプスが多くなったという実験結果があります。

 

つまり、脳は手の使い方次第で若さを保つことができ、

たとえ80代であっても、トレーニングをすれば50代の脳を手に入れることができるということです。

 

逆に、使わなければ、50代でも80代の脳になってしまうのです。

“(-“”-)”

 

実際、手や指をあまり使わない人には脳血管の詰まりが多く見られます。

以上のことから、脳の老化を防ぐために、

手や指を積極的に動かすことがいかに重要であるか

お分かりいただけたでしょうか?

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本日の1分ストレッチ

★ 手の体操2 「親指小指」★
・両手をグーの形にする。

・右手は親指、左手は小指を立てる。

・「せーの」で入れ替える。(右が小指、左が親指)
・交互に繰り返し。

 

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