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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。
著者:吉田 真理子(よしだ まりこ) ➡詳細はこちら
先日、友人から聞いた話です。
町の集会所を利用しようと予約に行ったら、同じ日に同じ所を予約したい団体と鉢合わせ。
あなた達、若いんだから和室をつかってくれない?
皆さん、畳の方がいいんじゃないんですか?
冗談じゃないわよ、みんな足腰悪くて、畳なんかじゃ座れないの。座ったら立てなくなっちゃうわよ。だから老人会は椅子の部屋がいいの。
そうなんですか?!ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ!!
お年寄り=畳の部屋がいい
というのは、今や大間違いなのです。
今のお年寄りの生活が、そもそも
畳じゃなくなっているんですね。
戦後から高度成長期で、イスとテーブルのキッチンが主流になったので
生活様式も畳の和室より洋室に、
布団よりベッドに。
和式便器から洋式トイレに。
その結果、膝を90°以下に曲げる必要がなくなり、どんどん膝が硬くなり、正座はおろかしゃがむことすら出来ない70-60代は少なくないのです。
お葬式も、今や葬祭場は椅子の世界。田舎のお寺でやるとはみんな座るのに苦労するとこぼしてます。
膝が十分に使えないと、太ももの筋肉は落ちやすくなります。
太ももの筋肉が落ちる→膝が痛い→歩かない→ますます筋肉落ちる→痛い→歩けなくなる。
負のスパイラルにどっぷり。
ますます、畳は無理!となるわけです。
大昔、ひいおばあちゃん、
歩けなくなっても、畳の上をいざって移動してました。
正座の格好のまま、手で体を移動させていくんです。
(ちなみに、お尻を床について移動する事を「膝行る(いざる)」と言いますが、「立てない人(いざり)」との意味合いもあり、差別的表現。)
いやいや、今となっては
差別どころか、そうとうの筋力です。畳の生活だからこそ、出来てたんでしょうね。
畳のないお家、多くなってます。
(ウチもない!全室フローリングです)
今後さらに、和室=年寄りの構図はくずれていくんでしょうね。
M・Yoshida ⌘ 🎵😃
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