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長生きストレッチ

2014-10-30

シニアと転倒予防の話1

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膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com

シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家

吉田真理子です。

 

シニア世代の転倒は、骨折や寝たきりにつながるので

転倒を未然に防ぐことが重要です。

若い人が転んだ場合、ストッキングが破ける、膝や手をすりむく

手首を骨折する…程度で済むことがほとんどです・

 

しかし、シニアの転倒は骨折率が高くなり

特に太ももの付け根(大たい骨頸部)の骨折が生じると

13.5%が寝たきりになるという報告もあります( ゚Д゚)!!

 

平成22年の厚労省の調査によると、

要介護状態になった原因の10.2%が転倒・骨折でした。

 

年令が上がってくると、どうしても

視力や脚筋力の低下から転倒が増えてきます。

 

閉経後の女性は、骨形成に必要なエストロゲンの減少による

骨量の急な現象が起こるため、転倒すれば腕や脊椎、

太ももの付け根を骨折する頻度が高くなります。

 

たとえ骨折しなくても、1度転倒したことで体への自信を失い

転ぶことが怖くて外出を控えるようになり、

運動不足から筋力低下が加速されるケースもあります。

 

ちなみに、「転倒」とは、どういうことを言うのでしょうか?

一般的な定義は「自分の意志でなく、膝、手、腕、あるいは尻や腰などの

身体部分が床や地面に接触すること」とされています。

「つまづいて手がついtだけ」でも、カラダの一部が地面についているので

転倒したことになるのです。

 

転がったり、這いつくばったりしなくても「転倒」ということですね。

 

怪我をしなったとしても、過去1年間に転倒した人は

その後の1年で転倒する確率が、しなかった人の2倍近くになります

( ゚Д゚)!!!

 

最初に転んだ時は運よく怪我しなかったとしても、

次に転ぶと大怪我となることもありますので

再発予防を心がける必要があります。

 

 

 


2014-10-25

指導日誌(*^-^*)


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シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家

吉田真理子です。

 

 

シニアフィットネス、どんなことしてるのか?

質問にお答えしつつ、レッスンの様子もご紹介します。
(画像は個人情報保護のため、イメージです。参加者様のお写真ではありません)

 

 

そもそも長生きストレッチは、

単独メニューというよりは、多くの様々なレッスンの中に必ず入る

コンディションを整えるパートで、人気の高いコンテンツです。

 

長生きフィットネスは、
アクア(プールでのウォーキングやアクアビクス)やフィットネスダンス、

エアロビクスやステップエクササイズなどの集団プログラムで、

有酸素運動も行います。

 

 

今日は、プールでの長生きフィットネスをご紹介します。

 

私がやっているのは、

音楽を使うアクアビクスと、使わないアクアウォーキング。

ウォーキングの方が年齢的には高いですね。

 

でも、皆様マイペースで元気に参加されてます。

何回か往復すると疲れるので、お休みがてら手指脳トレや耳もみします。
(この場合の耳もみはセルフです。)

毎回やっていくうち、だんだん上手になるんですね(*^-^*)

 

ちゃんとトレーニング効果はあるんですよ。

(。_。(゜д゜(。_。(゜д゜ )うんうんウンウン

 

出来ること、まだまだありますからね。(*^-^*)がんばりましょ☆彡


2014-10-23

シニアと手と脳の話3


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シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家

吉田真理子です。

 

本日も手、そして脳を活性化させるお話です。

 

脳における手の支配領域は大変広く

手を動かすと、脳は強い刺激を受け、

その刺激は脳のきわめて広い範囲に伝わります。
というのも、

脳の感覚中枢や運動中枢で最も広い部分を占めているのが、

手や指を支配する領域だからです。

手や指にかかわる領域は、足の4倍も広いといわれています。

 

そして、手の指を積極的に動かせば、それだけ広い範囲の脳の領域を刺激することになり、

脳の血流量が大幅に増加することにが分っています。

脳の血流がアップすれば、より多くの酸素や栄養が脳に送られることになります。

その結果、脳は活発に働くようになるわけです。

 

手は「第二の脳」と呼ばれ、

身体の中でも脳との結びつきが最も密接だと考えられています。

たとえば、ペンで字を書く、針に糸を通す、といったきわめて繊細な動きができるのも、

手と脳の結びつきがとても強いからなのです。

 

脳の一番外側を覆う部分を、大脳皮質といいます。

大脳皮質は、いくつかの領域に分かれ、

動作にかかわる領域として特に重要なのは、

知覚を担う領域(感覚中枢)と、運動を担う領域(運動中枢)です。

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手を動かすと、

感覚中枢と運動中枢の神経細胞が活発に働いて情報をやりとりし、

一つの複雑な神経回路を作ります。

この回路で、神経細胞同士の情報伝達を担うのがシナプスと呼ばれるものです。

 

脳に刺激を与えれば与えるほど、

情報の伝達量が増え、

シナプスは大きく発達することが分っています。

つまり、手を積極的に動かすと、

脳の血流量が増えるとともにシナプスが発達し、脳の働きがよくなるわけです。

 

では、手や指をあまり使わないでいるとどうなるのでしょうか?

脳をボーっとさせる。考えることをやめちゃうとどうなるでしょうか?

 

なんと、なんと。(;^ω^)

大脳の感覚中枢や運動中枢にある神経細胞野の活動が低下し、

刺激も少ないため血流量が減り、神経細胞は死滅してしまうのです。

一度死んだ神経細胞は、二度と生き返りません。

 

こうした状態が続くと、脳は次第に萎縮し、

物忘れがひどくなったり、ボケを招いたりします。

広い範囲で死滅が起こった場合、脳梗塞や重い脳血管性の認知症を引き起こすこともあるのです。

 

逆に言うと、ボケや脳梗塞は、脳の血流を増やせば防ぐことができます。

脳の血流がよくなれば、死滅した神経細胞があっても、

ほかの神経細胞が活発に働いて、

死滅した細胞の働きをある程度補ってくれることが分っています。

 

ところで、脳内におけるシナプス密度(シナプスの発達度合いを示す指標)は、

一般に15歳を超えると急に下がってきます。

これは誰にでも起こる、一種の老化です。

15歳から老化…かなり衝撃的ですね(*_*;

 

しかし、脳に刺激を与え続けれていれば、

一つ一つのシナプスが複雑になり、

脳の老化を食い止めることもできるのです。

 

実際、15歳以上の人に手を動かすといった訓練をしてもらったところ、

シナプス密度の下がり幅が緩やかになり、

複雑なシナプスが多くなったという実験結果があります。

 

つまり、脳は手の使い方次第で若さを保つことができ、

たとえ80代であっても、トレーニングをすれば50代の脳を手に入れることができるということです。

 

逆に、使わなければ、50代でも80代の脳になってしまうのです。

“(-“”-)”

 

実際、手や指をあまり使わない人には脳血管の詰まりが多く見られます。

以上のことから、脳の老化を防ぐために、

手や指を積極的に動かすことがいかに重要であるか

お分かりいただけたでしょうか?

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本日の1分ストレッチ

★ 手の体操2 「親指小指」★
・両手をグーの形にする。

・右手は親指、左手は小指を立てる。

・「せーの」で入れ替える。(右が小指、左が親指)
・交互に繰り返し。

 

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