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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。
著者:吉田 真理子(よしだ まりこ) ➡詳細はこちら
シニアフィットネスの専門家、長生きストレッチ、ずぼらぐうたらすとれっちの吉田真理子です。
のっけからあまり気持ちよくない?画像で失礼します。
あなたはお口の健康に気をつかってる方ですか?
まだお若い皆様は大丈夫かとは思いますが…
下記のテスト、まずはやってみましょう。
ちなみに、オーラルフレイルとは、「フレイル」のお口版です。
フレイルについては、以前書いたような気もしますが、また日を改めて…。
口の状況からみた口腔ケアの必要性
口の中は常に37度前後に保たれ、唾液という水分があり、定期的に食物が通過するので、細菌が増えやすい環境になっています。
要介護高齢者は、口の中や義歯を自分で清掃することが難しくなるので、口の中には図2や図3のように細菌が多く棲息することになります。しかも高齢になると口腔内自浄作用は低下し、口の中を清潔に保つことはさらに難しくなっています。
口の中の細菌が誤嚥されると、誤嚥性肺炎など高齢者にとって致死的な感染症が引き起こされやすくなります。この予防策としては、「誤嚥を生じにくくする」ことも大切ですが、たとえ誤嚥しても誤嚥性肺炎に移行しないように、口の中の細菌を取り除いて清潔にしておく、つまり口腔ケアを行うことが重要です。
口腔内細菌と内科疾患との関連性、咀嚼の機能と老化・認知症との関連性など、口腔環境が高齢者の全身の健康と密接に関連していることが、近年明らかになってきました。
細菌の塊である歯垢は、ムシ歯や歯周病の直接的な危険因子であると同時に、全身疾患を引き起こす菌の温床としての役割を果たす可能性が高いのです。
口の中の細菌が関与すると考えられる代表的な全身疾患としては、感染性心内膜炎、敗血症、虚血性心疾患、誤嚥性肺炎などがあげられます。
要介護高齢者は、健康な人にとっては病原体とはいえないような細菌によって、日和見感染症(※)、感染性心内膜炎や誤嚥性肺炎に陥ることがありますが、口腔ケアを行えばこれらの疾患を予防できることが分かってきました。
つまり口腔ケアは、単に歯や歯ぐきのためだけではなく、生活援助に加えて全身疾患の予防など、生命の維持・増進に直結したケアでもあるのです。
※ 日和見感染症(ひよりみかんせんしょう):日和見感染症(ひよりみかんせんしょう)とは、抵抗力が弱かったため、普通は病原性を示さない菌による感染症のこと。
虫歯をほったらかしにしていたり、もう何年(何十年?)も歯医者なんて行ってないわよ、という方はちょっとまずいかも…。
それでは、本日も元気でお過ごしください。
吉田真理子ことまりねえでした。(*^▽^*)
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