シニアとチョコレート
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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。
著者:吉田 真理子(よしだ まりこ) ➡詳細はこちら
膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com
シニアフィットネス・ 長生きストレッチの専門家
吉田真理子です。
そろそろバレンタインですね。
この時期になると さまざまなチョコが並びます。
ワクワクしちゃいませんか? (^◇^)
バレンタインにかぎらず、 チョコレートはおやつとしても大人気。
私も大好きです。
ただ健康効果がうたわれる一方、
食べすぎによる弊害も多々指摘されますね。
そこで今回は、 チョコレートとの 健全な付き合い方を 考えてみましょう。
■チョコレートのいいお知らせと悪いお知らせ■
チョコレートは「ポリフェノール」が 摂取できるので、
健康や美容にいい という説、
糖分が多いので、
血糖値の上昇や太る原因となり 健康に悪いという説。
これはどちらもアリです。
チョコレートに含まれるポリフェノール中には
「エピカテキン」という成分が入っており、
近年の研究で、このエピカテキンには
血圧抑制効果を期待できるということが わかってきています。
エピカテキンは小腸で吸収されますが、
その後血液中に流れ、 血管内部の細胞に浸透すると
血流が活性化され、血行がよくなる。
これで血流が悪いことで起こる 高血圧をはじめ、
冷え、肩こり、頭痛など、 皆さまのあらゆるお悩み解消に
一役かえそうです。
一方で、
チョコレートの原料であるカカオ自体には糖分がないため、
そのままではかなり苦い。(>_<)
そこで加工する際に
カカオよりも量の多い砂糖を入れることにより、
最終製品は糖分が高くなる。
食べすぎれば、 糖分を過剰摂取することになるので、
血糖値が上昇してしまい、
せっかくのエピカテキンの 血圧抑制効果が
台無しになってしまいます。
また、食べすぎると
「コルチゾール」というホルモンが 異常分泌してしまい、
脳や体が疲労を感じやすくなり、
集中力の低下や頭痛の原因と なる可能性があるのです。
ご自分で選ぶ際は、
以下の点を注意すると、
エピカテキンの健康効果が 得やすくなるでしょう。
・なるべく「砂糖」が先頭に書かれていないもの
・「カカオ」「カカオバター」の表示が先頭に書かれているもの。
または、なるべく前の方に書かれているもの
・ミルクチョコレートよりもビター、エクストラビターのもの
・「カカオ70%以上」と表示があるもの
とはいえ、「ビターチョコレートが苦手」、
「たくさんもらってしまって、つい食べすぎた!」 ということも。\(~o~)/
そんなときには、
糖分を代謝するために必要な ビタミンB群の入った食材を 食べておきましょう。
めんどくさい人は ビタミンB群のサプリも あります。
ここはひとつ、
下さる方の気持ちもありがたく受け取り
チョコレートをうまく味方につけて、
生活効率アップや 健康の悩みを解消しましょうね!