加齢とひざの痛みの話 その1
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ちぢめて・のばして・ゆるめて・しめて……、朝1分 夜1分でカラダが軽やかカイテキに生まれ変わる軽・楽(かる・らく)体操の決定版。日々の仕事に、日々の家事におわれるあまりカラダを動かすのが面倒だという“ぐうたらさん"でも簡単に取り組める。ゆるゆる健康運動指導士が唱える明るく楽しく、動けるカラダの維持づくりを紹介します。
著者:吉田 真理子(よしだ まりこ) ➡詳細はこちら
膝痛、腰痛、肩こり改善長生きフィットネス.com
シニアフィットネス・長生きストレッチの専門家
吉田真理子です。
台風が去ったら、本格的に涼しくなってきたようですね。
風邪は万病のもと!うがい、手洗いでしっかり予防しましょう。
さて本日は。
お待たせしました。膝の痛みのお話です。
超高齢化社会を迎えた昨今、加齢とともに低下していく
体の運動機能を維持することが、
健康的な日々を送るための
重要課題となっています。
中でも膝の疾患に悩まされている
シニア層は多いといわれています。
膝疾患を抱える人は、
男女問わず年齢が高くなるとともに増加しています。
現在、50歳以上の国民で、レントゲン所見上、
変形性膝関節症にかかっている人は2,400万人で、
これは2人に1人の割合といわれています。
さらに、痛みを有する患者は820万人で、
割合に直すと6人に1人、
特に女性が多く、男性の1・5〜2倍の数となっています
(2007年 東京大学医学部22世紀医療センター発表)。
女性が多い理由は、
ホルモンの関係などがあるのではと言われています。
厚生労働省の2004年度国民生活調査によると、
要介護となる原因の6.1%が関節症で第4位、
また要支援の原因としては関節症が
疾病の中では最も多い17.5%を占めています。
このことからも、シニアの方たちの
自立した生活を維持するために、
膝関節症の予防が重要と言えます。