歯のはなし

課題図書:歯周病はすぐに治しなさい

歯の話である。
歯の歯無しにならないように、歯周病はとにかく怖いよという趣旨の本が今回の課題だ。

欧米では、ステイタスの高い人ほど歯に気を使ってると聞いた事がある。
日本でも、言っちゃなんだが、
私の知り合いでは、生活水準の低い方々はことごとく歯がかけたり抜けたりしても放ったらかし。
逆に育ちが良いとか、ある程度以上の意識と収入の方々は、毎月クリーニングしてる、ホワイトニングしてる、定期検診受けてるのは当たり前…
を目の当たりにしてきた。

かく言う自分はどうか。
白状すれば今の自分がバレバレになるが、
ヤバい!と感じたら渋々行く…レベル(汗)

なので、家族の話を中心に歯医者の思い出を語ることにする。
末息子(現在高1)は、小学2年の時、
耳下腺あたりがぽっこり膨らんできて、なんだコレ?となった。
当時、ダンナ(息子たちの父)は体罰という名の暴力がかなりあり、
殴りすぎて骨が変形したんじゃないか?と思うほどだった。(最終的な原因は不明だっので、私は今でも、そう思ってる。)
とりあえず歯医者でレントゲンを撮ってもらい、相談→紹介状→大学病院→検査→診断(診断名:骨腫)→手術という流れに。

肝が座ってるのか鈍いのか、それまで息子は歯医者の治療で寝られるという、どういう神経よ?という人だった。

しかし、さすがに手術となると、そのための検査、手術、その後の点滴から検査で、
本人曰く一生分の注射した!ので、
二度と嫌だ(小学2年生で、無理もない)と
予防接種でさえ断固拒否する人になってしまった。
その後もサッカーで骨折したり、インフルエンザにかかるなど、病院のお世話にはなってきたが
注射打つ治療はすり抜けて、無事?今日に至っている。

母の話
若い頃(私が子供の頃)からあまり歯がよろしくなかった母。しょっちゅう歯医者に行っていた。
ある日は、歯をほとんど全部抜いて?人工の歯にし、その歯の裏は金•*¨*•.¸¸☆*・゚!!
ある日は、前歯の歯茎をカット(º_º)して、歯が長く見えるようにした…
などなど、子どもの私から見ると謎な事ばかりしていた。父曰く、高級車が口の中に入ってるようなもんだから、歯の一本ずつに俺の名前を掘らせる!と。

ちなみに今の母は、総入れ歯である。
高級車はどこへ行ったのだろう…

私の話
高校の時。虫歯があるのは分かっていた。
小さい頃、治したところに不具合が出ていて、
歯茎の横がまあるく膨らみ膿が溜まっていた。痛みはほぼなく、あっても痛みど目を飲んで誤魔化す日々。とにかく部活が忙しく、歯医者など行ってる時間はなかった。
高3で引退し、後輩の試合に行った時の記念写真には頬が腫れ変形した顔の私が写っている。
その後受験のど真ん中、
夕方からとにかく痛み止めも効かないほど痛みだし、救急車呼ぶ?のレベルに。
もう夕方だったが、
親戚に歯医者がいた事を思い出した母が連絡
し、診て貰えることに。
横浜から世田谷区奥沢まで車を走らせる。

診断:蜂窩織炎 https://www.tomimori-shika.net/blog/458
蜂の巣状に組織が膿んで、炎症を起こしてる状態。切開し膿を出すのだが、何しろ蜂の巣状態に膿んでるので、大変だったらしい。
(本人は、痛みと麻酔でぐたっとしていてよくわからない)
手術は夜中にまで及んだ。
そして、翌日。
某大学の受験日。も〜ろ〜としながらも、受けた。
結果は言わずもがな。

虫歯は放置してはならない!
酷くならないうちに行く!と心に誓って今日に至る。

さて、課題としてはどの話を真ん中に持ってこようかな?

追記:この作品は下書きである。
息子のはなしが抜けて、前述の作品が24色のエッセイに掲載となった。

息子は歯の問題ではなく、ちょっとややこしい「骨腫」という疾患で結局手術までする大騒動になった(その後、一貫して注射も嫌いになった)という、別枠の長編作品が出来そうだったので、今回は割愛となったことを付け加えておく。