まりねえです。フィットネスディレクターです。

イイと思ったマガはシェアします!シリーズ。

味の素KK 「健康イキイキマガジン」より。

「夏の水分補給、あなたは何を飲んでいますか?」

よく汗をかく夏に欠かせないのが、十分な水分補給です。あなたは、気温が高くなる夏場に何を飲んで水分補給をしていますか?

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うだるような暑さの中、冷たい物をゴクリと飲んで喉をうるおす……。夏ならではの醍醐味でもありますね。でも、ちょっと待ってください! 水分補給は、どのようなタイミングで、何を飲むかによって体の調子が左右されるともいいます。そこで今回は、効率のよい水分補給の方法をご紹介しましょう。

私たちのカラダは、およそ60%が水分で構成されています。また、個人差はありますが、成人一人あたり1日に2~2.5リットルほどの水が必要とされています。そのうち、食物に含まれる水分や、体内での代謝によってつくられる水で補給される分を除くと、1日に1~1.5リットル程度の水を飲むのがひとつの目安のようです。

夏は十分に水分を補給しないと、熱中症になる恐れも。

夏場はよく汗をかくので、上手に水分を摂り入れないと夏バテの原因のひとつにもなります。さらに、熱中症対策のためにも、こまめな水分補給は欠かせません。体の調子がいまひとつ……と感じている方は、ぜひ水分の摂り方を見直してみてくださいね。
■水分補給は、何を、いつ、どのように飲むかが大切
夏は十分な水分補給が大切だからといって、ただ水をガブ飲みしたり、好きな飲み物だけを飲んでいると、体の調子が崩れてしまうことも。効率のよい水分補給を心がけましょう。
●夏場の水分補給、何を飲めばいいの?
夏は、冷たい水をよく飲む方も多いでしょう。でも、冷たい水を飲み過ぎると、胃に負担をかけてしまうので注意が必要です。冷えが気になる方は、白湯(さゆ)を飲むことをおすすめします。また、お茶を飲む方も多いと思いますが、お茶にはカフェインが含まれています。利尿作用によって、補った水分が体外に排出されてしまうこともあるので気をつけましょう。

たくさん汗をかいたときや、運動をするときはスポーツ飲料もよいですが、カロリー補給のために糖分が多く含まれているものもあります。特に、ダイエット中の方などは、カロリーオーバーにならないように気を配りたいですね。

飲み物によっては、せっかく補った水分を体外に排出してしまうこともあります。

また、通常の水だけで水分補給していると、体内の水分と電解質(ナトリウムやカルシウムなど水に溶け、イオンとなるミネラルのこと)のバランスを保とうとして、尿として水分が排出されてしまうことがあります。これを避けるためには、「経口補水液」と呼ばれる電解質を含んだ飲料を飲むことをおすすめします。トイレが近くなるので水を飲まないという方も、経口補水液を試してみてはいかがでしょうか。
●どんなふうに、どのタイミングで飲めばいいの?
喉の渇きを感じるときは、すでに水分が不足している状態だといわれています。ただし、一度にたくさん飲むと体内のバランスが崩れて夏のだるさの原因ともなりますし、腎臓にも負担をかけてしまうことに。200ミリリットル程度の水を、こまめにゆっくりと飲むようにしましょう。

朝起きたときや寝る前の水分補給にも、体の調子を整える効果があります。

また、朝起きたときや、夜寝る前にコップ1杯の水を飲むと、体の調子を整えたり、便通を促すのにも効果的といわれています。ウォーキングや体操などの運動の前後、お風呂に入る前など、汗を多くかくタイミングでも、十分な水分を補うように心がけましょう。

まだまだ続く、夏の暑さ。いい汗をかいて、元気な毎日を過ごすためには、効率のよい水分補給が欠かせません。夏バテ、熱中症を防いで、健やかな夏の日々をお過ごしください。