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骨盤スクワット

今流行ってるらしいです。

骨盤でスクワット??

どうやって?

気になって調べました。

大腰筋を鍛えるためにハーフスクワットをやってる図と説明にあたりました。

質問(^O^)/

スクワットの主働筋はなんですか?

下ろしていくときは?
上げていくときは?

重力に対して、どの筋肉がどの場面で、どういう収縮をしていますか?

ADIレベル。すなわち基本的なことを知ってれば、答えられますね(´∀`)

答え

下ろしていくとき
大腿四頭筋と大殿筋が、エキセントリック収縮で重力にたいして力を発揮しています。これが主働筋にあたり、共働筋として、大腰筋が股関節を屈曲させてます。ハムストリングスも重力にたいして逆らっていないので、共働筋です。

(ADIの試験でこれで失敗する人がけっこういます。)

上げていくときは、
大腿四頭筋と大殿筋が、コンセントリック収縮で重力にたいして力を発揮しています。

どちらの場面でも、
大腰筋は重力に対して力を発揮していません。

大腰筋を鍛えたいのなら、重力にたいして力を発揮させたほうが、効果的です。

例えば二ーアップの動き。重力に逆らって、股関節を屈曲させることで下肢を持ち上げる。

これはトレーニングとして有効です。

足首を何かに固定しての腹筋スタイル=シットアップも、大腰筋が働きます。
(細かい問題点はこの際割愛。)

あたりまえですね?

大丈夫ですよね?
つい流行にのせられて、間違ったことを口走るインストラクターがいないことを祈ります。(^人^)