エッセイ修行中課題本【奇跡の朗読教室-人生を変えた21の話】-マイナーな自分を再発見する。-つ
2019/9/3 21:04

やっと読み終わる。(〃´o`)フゥ…

「課題図書」と名がついただけで
夏休みの宿題である読書感想文を思いだす。
どうして、学校が勧める図書って、面白いと感じないんだろう…
作者が何を言いたかったのか、をなぜ書かせるのか。←試験問題になる長文もそう。
どういう意図で書かれたかより、それを読んで「私が」どう思ったか、じゃダメなのか。

だから、読書感想文は嫌いだった。
そもそも、ツボにハマるポイントがどうやら大多数の皆さんとは違うらしいという事が浮き彫りになるのも苦痛だったし。

今の歳になってみれば
少数民として、人と違う個性全開も売りとしてよろしかろう、と開き直れるが、
やはり同じものを見たり読んだりして、
「ソコ、そこよね!」と言えない一抹の寂しさは拭いきれないものがある。

そんな思いを仮面の下に隠し、
面白おかしく抑揚を付けた読み聞かせを6年間やっていたことがある。
子供達の小学校での図書ボランティアだった。

声は通る。多少の芝居っけはお手の物。
だから、低学年向けの面白い絵本は、大好きだった。
岡田よしたか作
【うどんのうーやん】【ちくわのわーさん】など。
関西弁キャラと奇想天外な発想の展開。
ここに作者が何を言いたかったか、などというのは野暮というものだろう。

しかし、
本当の朗読というのはᔪ(°ᐤ°)ᔭᐤᑋᑊ̣
そんな甘いことは許されない…らしい。

声優にもなってみたかった自分が、
朗読のトレーニングを
「やってみたい!」と微塵も思わないことに
驚いた。
むしろ、半端にやって来てゴメンなさい(泣)もうしません!という気持ち、
読後に敗北感に包まれる…
まさかの展開。

これも多数の人の感じ方ではないかな。

「参った感」てんこ盛りのまま書いてみるが、後味が悪い。
もっと、明るい楽しい切り口を探して
書くべきだっただろうか。
まだまだだな、自分。


いうことで、自分を変えたい!朗読を通して何か目的を達成したい!という強い崇高な思いで頑張った21人の皆様の物語、
ウダウダな自分を振り返り、
正座して、ちゃんと読むべし!なのであります。