課題本は絵本。
ふしぎなたね (おでかけBOOK) はだようこ 著
駆け込み読み聞かせ
2022/3/9 18:10
幼かった頃、父方、母方のどちらの実家に行っても、絵本を読んでもらっていた。
祖父母も、叔父、叔母も寄ってたかって読んでくれたように思う。
なので親になったら、子どもに読んでやるんだと当たり前のように思っていたが、現実はさに在らず。
娘も息子達も産明けから保育園に突っ込まれ、
こちらは必死で働く日々。
願いはひとつ、一日6時間連続して寝かせてくれ。
親も子どもも、家においては
「メシ、フロ、寝る」オンリーの生活が続いた。
ようやく6時間寝られるようになり、絵本のことを思い出したのは、
東日本大震災から1年経ち、一番下の息子が小学校に入った頃。
保護者会活動のひとつに「読み聞かせボランティア」なるものがあると知り、それならやってもいい、いややってみたい!と手を挙げた。
読み聞かせボランティアは、数ヶ月に1度の割合で当番が回ってくる。
好きな本を選んで、朝イチに指定されたクラスに行って朗読(?)してくるというもの。
他のお母さん方は、図書館で借りて来る人が多かったが、私はほぼ購入していた。
せめて読み聞かせられた本をもう一度読みたいと子どもたちが思った時に手元にあるようにしておきたいという大義名分の元、自分が欲しい絵本を買っていたのだ。
(現実問題、図書館に行く→借りる→返す という時間は一切なかったのもある。)
幸い、職場の地下は大きな書店で
いつも新刊やオススメ本が所狭しと並んでいた。おかげで「それ、こないだ読んだわよ」というマウンティングを食らうこともなく、子どもたちにはウケるという気分の良い活動を6年間全う出来た。
必ずしも、息子のいるクラスに行けるわけではなかったが、
それでも何回かは息子に向かって、幼い頃に出来なかった読み聞かせをする機会には恵まれた。ギリギリセーフ、まさに駆け込み読み聞かせ、だ。
子どもはあっという間に育ってしまう。
次に読み聞かせができるのは、孫の時だろうか。せいぜい身体に気をつけて生きていたいものである。
提出分、ここまで。
準後藤賞🏆✨頂きました♡
更に今回の「ベスト1」(ふみサロメンバー投票によって決まる)も頂きました🌟🌟🌟🌟🏆🙌
今回の作品について(作成意図)
かわいい絵本が来たな。それが第一印象。
さて何を書こうか?ふと一番最後のページの「非営利使用許諾済」という項目が目に入った。この本は非営利目的であれは、朗読、読み聞かせ、SNS投稿OKであるという。これは!!なんとありがたいことか。みらいパブリッシング様、バンザイ!!
読み聞かせをSNS投稿したいという願いは持っていたが、常に著作権の壁が立ちはだかり、実現できずにいた。
と、勢いづいたところで、子ども達の小学校で行っていた読み聞かせの話を書くことにした。
ちなみに作品提出したところで満足してしまい、読み聞かせSNS投稿には至らずじまいである。
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