フィットネスインストラクター吉田真理子です。
お気に入りメルマガより。
■満足してもらって終わりにしていませんか?
起業した人にって大事なことは「集客」です。
その一方で、さらに大事なことは、その「前」にあるのですね。
ここだけの話、こんなメルマガを書いている僕もかつて「これ」をやらかしていました。
それは
1.集客する
2.全力でサービスを提供する
3.来てくれた人が笑顔になり、アンケートで「満足」をいただけたことに喜ぶ
以上終了!です。
もちろん、対価のお金もいただき、売上が上がっています。
相手も満足しています。
だから、これでいいと思っていたのですね。
■誰のため?
この時に、僕は誰に意識が向いていたのか?
もちろん、8割くらいはお客さんにちゃんと向き合っていました。
目の前に来たお客さんには全力で対応していました。
でも、2割くらいは
「自分の売上を上げ、お客さんが満足してもらうことで自分が満足すること」
に意識が向いていました。
結果として、リピートしてくれるお客さんはいたものの、3割くらいでした。
でも、本当に大事なことはそこではなかったのですね。
■お客さんにとっての満足
この問いに対する答は・・
「目先の満足」
にとらわれないということです。
例えば、僕はカラダを動かすことが好きなので、スポーツジムに通っています。
2時間ほど、自分が好きな運動ができれば「満足」です。
でも、求めているのは、それ以外に、1日に講座を2つとか3つ、あるいは、コンサルティングを3人続けても大丈夫な体力と気力づくりにあります。
真に求めているのはそちらだと言ってもいい。
そして、そのためには
「運動する」
こと以外にも、カラダに負荷をかけて鍛えているので
「メンテナンス」
も必要になってきます。
物理的には「ストレッチ専門店」へ行き、スポーツトレーナーに月に2回カラダを調整してもらっています。
また、食事にも気をつけています。
そして、僕が気に入って通うところは、例えばスポーツジムでも
「レッスンメニュー」
だけではなく、メンテナンスのためのストレッチの仕方や、同じ時間でも効果的な鍛練法などの情報をくれるところだったりします。
僕の体力と気力の維持に必要な情報をくれることです。
つまり「目先の満足」も大事ですが「真の満足」はその先にあるのですね。
■点ではなく線で考える
想像してみてください。
満足したら、それで終わりますよね。
だから「目先の満足」にフォーカスをして、それを達成してしまったら・・
これが、僕がかつてやってしまっていた「失敗」です。
継続利用する「理由」が相手にない。
だから、毎回「新規集客」を頑張るしかなくなる。
重要なことはお客さんの
「真の満足」
は何かにフォーカスをし、そのために、どうしたらいいかを考えるコト。
そして、それは1回2時間とかで手に入るものか?と言ったらそうじゃないことが多い。
プロとして継続的に関わることで達成できる。
そのために、僕らは「サービス提供」だけではなく
1.自分の立ち位置を明確にする
2.単価設定も正しく決める
3.相手の「真の満足」に合わせたサービスづくりをする
4.相手が「真の満足」を手にするにはどうしたらいいのかを伝える
といったひとつひとつのことを、つなげて考える。
つまり「点」ではなく、それぞれを「線」でつなげて考えて対応することが大事になってきます。
これができると毎回「新規集客」を頑張ることなく、目の前のお客さんの「真の満足」に関わり、結果として感謝していただき、結果として売上が上がる状態になります。
★発行人
しぶやビジネス実践塾 主宰
あおもりビジネス実践塾 主宰
かりや コージ
M・Yoshida ⌘ 🎵😃
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