2期生フィットネスインストラクターのまりねえです。
帰ってきました?やっちまったシリーズ。
今回は「首」です。
といっても、ヤバいやつは、ホントそっこー病院行ってください。連れて行ってください。
命にかかわる、一生を棒に振る危険性のあるケガです。
どういうのが「やばいやつ」かというと
高所からの落下、交通事故、スポーツ時の明らかなケガ…など。
首、背中、腰を含め脊椎の負傷は、一時的麻痺、あるいは永久的な麻痺、呼吸停止など命に関わる状態を引き起こしたり、重大なショックを生じさせたりします。
脊椎のケガか?と疑うのは次のような場合。
・明らかな、頭、首、背中へのケガがある
・腕や脚、手足にしびれやチクチク感、焼けるような感覚、感覚麻痺がある。
はい。基本的には動かさない!発見した状態のままにして、救急車!!
呼吸が止まってそうな場合には、とにかく気道を確保する必要がありますが、
応急処置のトレーニングを受けた人や医療従事者を探して任せたいところです。
で、そんな重篤な状態は、手に負えません。
今回お話しするのは、そういうやつじゃなくて
「寝違えた!」(中には起き違えた!場合も)時の話。
朝起きたら「やべっ!いてっ!」と首が固まってる、アレです。
私もつい1週間前にやらかしました。
こういう時は、極力「痛い方向には動かさない」「できればとにかく動かさない」
「寝てられるなら寝てたほうが楽」となります。
そもそも、寝違えはそれまでに肩こりや疲れなどが溜まりにたまって、
ヘンな格好で寝たのをきっかけに、筋膜、筋肉、まれに靭帯や神経に問題が生じてしまうもの。
痛みは炎症が起きている、ということなので
まずは「安静」が一番です。炎症なら冷やせばよくない?と思いますが、
寝違えの場合、血行不良もよくないので、痛みが出てから48時間程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を短時間貼る程度で。
どうにもつらい場合には、タオルやマフラーなどをつかって首を簡易固定するのも。要するにアゴを置く場所を作ってあげることで、首が頭を支える力を出さなくて済むので楽になるということです。呼吸が苦しくなるほど締めちゃだめですよ。
まずは、できるだけ自分でやるマッサージやストレッチは避けたほうがよいでしょう。48時間は安静にして、シップや痛み止めを用いたほうが痛みを軽減できる可能性は高いです。
どうしても何とかしたい!という場合は
寝違えの痛みは、首の後ろ側に出ていることがおおいので、
首の前側にある胸鎖乳突筋にキネシオテープを張ってもらう、という手もなくはないです。
https://www.kinesiotaping.jp/tapingmanual/
こちらのようなシンプルなテーピングです。
また、ストレッチポールに仰向けに乗ってかるくコロコロして、背骨を整える
という方法であれば、無理はかからないと思います。
どうしてもつらい場合には、48時間たってから、整体院や整骨院などで背中からほぐしてもらう(そもそも疲れがたまって、そうなった場合が多いので)のも、ありかと思います。
いずれにしても、急性期(主に48時間以内)は、おとなしくしていることが一番です。お酒も控えた方がいいですね。
酔っぱらうとまた、とんでもない寝方になったりしますから。
お大事にしてください
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