エッセイ修行中課題図書【奇跡の朗読教室】再挑戦
2019/9/18 12:32
ほとぼりが覚めた??ので、
もう一度書いてみることにした。

前回、青息吐息で読み切り書き終えた文章。
なんで、あんなに苦しかったのか、ほとぼりが冷めるのを待って振り返った。

正直、読み直してもまだ苦しくなる。

ある種の反則?だが、他のメンバーの文章を読ませてもらい、心を伝える素晴らしさや自分を解放し変わっていくこと、その部分にスポットを当てて読んだら別の視点から書けるかとも思った。

しかし、どうやら問題はソコではなく、
もっと私の奥底に沈めて来たドロドロした真っ黒いモノと対峙することになったから、だと気づいてしまった。

諦めた夢、やりたかったけど出来なかったこと、
やってみて味わった挫折感、認めて欲しくてもがいた挙句の造り上げた仮面、

そんなものが、
真っ直ぐに朗読という世界に飛び込んで
実直に努力を重ね、発表という表舞台までたどり着いた人達を
直視することを拒んだせいだった。

そりゃーしんどいわな。
そんなものを奥底に沈めて蓋をして
そのまま、爽やかに楽しく
「いいお話でした.+*:゚+。.☆」には
なれないだろう。

だが、
そんなものがあったことを再認識し、
それも私じゃあ、文句あるか、と
とりあえず降参し、認めてみたところ…

ちゃんと習いたかったな。
今から…すぐは無理だが、定年(そんなものがあるのなら、だが)したら、やるか。
と、いつかはやりたいリストにストンと収まった。

上っ面のテクニックと、生物的パワーで誤魔化しでも、なんとかなってきたが、
やりたい、やれる場があるならそれも良し、
あちらがホンモノコチラは偽物という話でもないんだし…と
なんとも中庸なところに着地することになった。

正直、まさか、
朗読という世界の話から
自分の下水管の蓋が開くとは思ってなかったので、←完全に自分の世界の物語、が展開してしまった。

この本を読んで思ったことを書いて
人に薦めるというゴール(裏目的?)には
到達出来なかったが、

それも良し。
本の世界は奥深い。


#ふみサロ
#斉藤ゆき子
#城村典子