私事ですが、小学校で読み聞かせのボランティアをやっています。
朝の授業が始まる前の10分、昼休み、授業としての45分、夏休みの読み聞かせなどパターンは色々です。
私は仕事前の朝読みと、土曜日の研究授業くらいしか参加できませんが、
年間にすると、八回位はやってるかな。
学校まで歩いて10分、読み聞かせ10分、図書室で報告書を書いて、帰路登りと階段88段で、出発から帰宅まで正味一時間。
なぜか季節を問わず、毎回汗ダラダラになる気持ちよいアサカツです。
子どもが入学したときから始めたので、もう五年になります。
これはぜひ、息子たちが卒業してもOBとしてやり続けたい活動です。(*^-^*)
で、突然、今朝思ったのです。
こんなに汗ダラダラするし、歩いて立ってしゃべるし、頭も使う。
カラダにイイはず!
さっそく調べてみましたら。
(^_^;)あるあるある。
せっかくですから、シェアしまーす。ヘ(^o^)/
『なぜ音読は、よいのか?』
江戸時代に寺子屋という学習塾がありました。
ここ での教育は、論語をはじめとする古典の音読・素読み をするのが基本です。
子供にとってはやや難解な文章でも、何度も声を出して読んでいるうちに、深い理解 に達するという考えです。
おかげで当時の庶民の教育 水準は、欧米列強に負けないレベルでした。
中国の古典に、
「読書百遍意自ずから通ず」(魏 志)という箴言(しんげん)があります。
寺子屋教育は まさにそれを実践していたわけです。
人間の精神(心・知性)に関する脳科学(大脳生理 学)的研究は、
そのほかのジャンルに比べてほんの入 口付近にあり、まだわからないことだらけです。
何百 年も前から常識になっていることでさえ、ようやく 「発見」されるようなレベルですから、
今の段階で は、心や知性の仕組みに関する脳科学の研究に大騒ぎ する必要はまったくありません。
『音読は目、発声、耳の三次元学習』
なぜ朗読にはすぐれた学習効果があるのでしょう か。
それは、目だけを使う黙読に対して、音読は声を 出して読み、
それを自分の耳で聞くので、
いわば三次 元学習をすることになるからです。
言語中枢は左脳にありますが、
目で読んで理解する 場所と、
ことばを話すために使う場所、
それにことば を聴いて理解する場所は、
それぞれ別々になっていま す。
脳科学的にも、
脳を同時に3箇所も使う音読が
脳 の活性化につながることは、
だれにも想像できること です。
音読・朗読で大切なことは、
できるだけ内容の難し い文章を選ぶことです。
手慣れた日本語よりも、
理解 に多少の困難さを伴う日本語のほうが、脳が活性化さ れるということです。
これも寺子屋時代から実証済み のことで、国語の教科書が漫画本だったら、あまり効 果がない道理ですね。
難しい文章は読解力の訓練になるだけでなく、
文章 を書く上でもプラスになります。
文章を書くには、読解力が必要なのです。
このように、朗読はさまざまな脳力に影響を与えま す。
年齢を問わずだれでも気軽にでき、
大きな効果が 期待できるのもすぐれたメリットです。
(^_^;)
できるだけ内容の難し い文章を選ぶ。手慣れた日本語よりも、
理解 に多少の困難さを伴う日本語のほうが、脳が活性化さ れる。
ならば、
お経もいいのではないか?
違う?(^_^;)
意味は全くわからないが、
一字一句間違えずに『般若心経』とか読めたら、気持ちいい!とか?
だいたい、途中で読めないところがあって、かみません?
あれ、なんの話かな?
《続く》
最近のコメント