ボツ!
課題本
かぼちゃの馬車事件 〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏 (著)冨谷皐介
みらいパブリッシング 刊
不動産オーナーになりませんかという
投資の話が、大手銀行絡みの詐欺だったという話で、その被害者の著書。
内容紹介
コロナ禍であまり報道されなかった金融事件史上最大の不正融資事件の全貌
巨大組織・巨大組織スルガ銀行に無謀ともいえる闘いを挑み、勝利するまでの全記録。被害者である著者が、LINEなどを駆使して同志を集め被害者同盟を結成。絶対に諦めないと自らを鼓舞しつつ、債権放棄という勝利を勝ち取るまでを生々しく克明に描く。
「少しでも将来の足しになれば……」
軽い気持ちで友人の誘いに乗った
「かぼちゃの馬車」は、地獄の一丁目行きだった——。
2億円の借金を背負わされた一被害者の、2年に渡る苦しみと闘いの日々を描くドキュメント!
重い。
明らかに重たい話である。
そういえば
父が投資した会員制リゾートクラブが倒産し、債権を巡って被害者団が結成され、そのお知らせが届いていたことがあった。
存命の頃、会員権を買い、それを嬉しそうに自慢していた姿の記憶がある。死後、そのクラブが経営破綻し、自慢の会員権は紙くずになったのだった。
既に払いは終了していたから、返ってこない損害は被ったものの借金はなかったのは、今思うと不幸中の幸いである。その時は「あら〜、倒産したのね。」としか思わなかったが、おそらく借金を抱えた人も出たのだろう。
そして…どうなったんだろう???
その後、我々は実家共々引越したからか、お知らせも届かなくなり、そのクラブの名前すら忘れてしまっていた。
思わぬ所で記憶の壺の蓋が開いたものだ。
開いたけれど、で???
である。
さて困った。
これでは、課題エッセイが仕上がらない。
切り口を変えねばなるまい。
以上、ボツ作品の出来上がりである。
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- #ふみサロエッセイ, #かぼちゃの馬車事件
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