『動きの学習段階』

人が動きを習得する際には、3つの段階経ると考えられる。

1)初期段階

学習の初めの段階では、全身に力が入りすぎる傾向がみられる。
緊張により思うように動けず、焦りや不安から余計に間違ったりする。
そのような参加者に対して、学習の最初の段階であるということを教える必要がある。
『新しい動きを身につけよう神経が過度に緊張し、かつ迷ってる』ことと、
新しい動きの認識の段階であることを伝え、不安を和らげるように指導する。

2)中期段階

第2段階になると、動きに体対する基本的な要素を理解し、徐々に正しい動きに近くなる。
不必要な力みもなくなり、緊張すべき部位やリラックスの仕方もわかってくる。
経験を積むにつれ、次に出てくる動きを予測出来るようになり、反応もより効率的にタイミング良くなる。
間違った場合でも自分で気付き、直すことが出来るようになる段階である。

2)最終段階

この段階になると、動きに対する自信もつき、意識することなく素早く目的に合った動きが
出来るようになる。学習された技術は一貫性があり、自動的に行われる。

初期、中期、最終の3つの段階からなる学習過程は、はっきり区別されるものではなく
、連続的に混ざり合ってるものであり、参加者がこの段階を効率よく通過できるように手助けすることが指導者の役割である。

以上。
『新・エアロビックダンスエクササイズの実技指導』← インストラクターの教科書より

つまり。

エアロビクスの動きがうまく出来る出来ないというのは、センスや向き不向きではないってこと。学習の初期にあるか、中期になるかということだけです。

自転車に乗れるようになる。
それって、練習したら大概、誰でも出来るようになりますよね。
最初はもちろん転ぶし怖い。だけど、向き不向きの話じゃない。練習の積み重ねで、必ず乗れるようになる。前向きにやるだけです。どれくらい時間がかかるかは、個人差あるけど、あきらめなければ乗れるようになる。

そういうこと。
同じですから。

凹んでる間があったら、レッスンに出ましょう(*^_^*)